感動見つけ隊
2015.11.2
”築地すし好日本橋店”のオオスミさん
私共の事務所の近くにある「築地すし好日本橋店」のオオスミさん。
昼も夜も満席になっていることが多いお店です。
ある日一人で行ったときに「今日もお仕事ですか。」と低い声で静かに声を掛けてくれ、
二言三言言葉を交わしたような気がします。
しばらく間が空いて次に行ったら「子持ち昆布を少し切りましょうか?」と、低い声で静かに声を掛けてくれました。私の大好物を覚えてくれていたんです!
「あ、顧客にしてもらえた・・」と感じた瞬間でした。
いつも多くを語るわけではありませんが、なんとなく居心地の良い時間を提供してくれます。
ご本人に聞いてみれば、特に誰かを特別に、と考えているわけではなく、お客様の好みを覚えることと、お客様と会話をすることを心がけているとのこと。
このように考えている人は多いと思いますが、お客の立場からみると自然体で力むことなく出来る方は少ないかも・・と感じます。
将来お子様からお年を召した方まで幅広い年代層の方が、気軽に入れて落ち着いた雰囲気でゆっくり召し上がって頂けるようなお店を持つことを目標に修行の日々だそうです。
オオスミさんの強みが活かせますね。
店長も「お客様本位のサービス」を提供しよう、とスタッフミーティングを大切にして情報の共有化を意識しているそうです。魚の筋を焼いてくれたり、あら煮があったり、食材の工夫をして、メニューにはない料理も出てくることがあって楽しい。
いつもスタッフが笑顔で気持ちよく迎えてくれるお店です。
【エクセレンス・ポイント】
1.1人で行っている私に「覚えていますよ」というメッセージを静かに確かに伝えてくれたことが嬉しいですね。カウンターに1人で座るのは居心地が悪いけれど、静かに声を掛けられることで自分の居場所を確保してくれたような気になります。
2.”お客様の好みを覚える”という具体的な行動メッセージがスタッフにしっかり浸透していると感じます。
覚えているなら、とにかく伝えてもらうと嬉しいですねー。伝えられないとわからないですから。。